大阪市福島区|プライベートヒーリングサロン with Fairy – 薔薇色のとき –

Esalen®Massage

エサレン®マッサージ

120min 15,000円

施術内容

身体を通して気づきを深めるボディワーク

Esalen®Bodywork(エサレン®ボディーワーク)とは、アメリカ・カリフォルニア州にあるエサレン研究所で生まれた、全身のオイルトリートメントです。ゆったりとした瞑想的なペースで全身を繋ぐロングストロークとロッキング、ストレッチ、ディテールワークを組み立ててひとりひとりのクライアントに合わせたセッションを行います。

クライアントの呼吸、体温、筋肉の状態の変化など、全身の反応を確認しつつ、気づきとともにおだやかに、時には深く働きかけていきます。筋骨格系に働きかける様々なアプローチ法で、からだの深部の解放を促します。

緊張の解放は肉体レベルにとどまらず、エネルギーや情緒のレベルでも起こりえます。プラクティショナーは、受け手に対しての敬意、共に取り組む姿勢のもとに、受け手自身への 気づきが深まるようガイドとして働き、自己受容と心身の統合、癒しのプロセスを促します。

寄せては返すゆったりとした波のリズムが身体だけでなく、心もほぐしていき、body(からだ)/mind(こころ)/spirit(魂)を統合し、深いリラクセーションと気づきをもたらします。

静寂と安らぎの中でからだと心とスピリットが調和して響き合ういまという瞬間に織り込まれた心地よさ。からだの内側にある感覚を繊細に感じ、感じるものすべてを認める、誰からも否定されない守られた空間で包み込まれるようにやさしくふれあう。

Esalen®Bodywork セッションの最後は、
シーツに包まれて、温かな安らぎと静寂の時を過ごします。
余韻を感じながら、心身の統合が行われる大切にしたい優しいひととき。
子宮の中にいるような、繭の中のような、安心感に包まれて。

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Esalen®について

ゆっくりと、呼吸とともに、
“今、ここ” にある気づきをもって、
あるがままを受け入れながら、
全体をつなげる

エサレン研究所の歴史は、1960年代の米国カリフォルニア州でスタンフォード大学時代に友人であった、リチャード・プライスとマイケル・マーフィーの出会いから始まります。

当時のカリフォルニアでは、従来の西洋文化の枠組みを超え、東洋思想に影響を受けた新しいムーブメントが起こっていました。二人は、そんな時代の潮流のさなかに出会い、共に人間性回復運動 (ヒューマン・ポテンシャル運動)をおこすためのコミュ二ティ・センターを設立することを志しました。

そして、1962年マイケル・マーフィーの家族の所有地であった、カリフォルニアのビッグサーの温泉地に、滞在型のセンターを立ち上げ、かつてその地に暮らしていたネイティブ・アメリカンの部族の名前をとって“エサレン研究所”と名づけました。

BODY・ MIND ・SPIRIT

ビッグサーの地は太平洋を臨み、波の音が響き温泉の湧き出る、自然豊かな風光明媚な土地で、以前から多くの目覚めたパイオニア達が移り住むところでした。
以来、「ボディ・マインド・スピリット」を総合的に探求するセンターとして、エサレン研究所は全米でも広く信頼を集め、多くの哲学者や文学者、心理療法家、身体 技法研究家、アーティストがここに集い、交流し、様々な実験的な試みを展開しました。

心理学分野では、ゲシュタルト心理療法の創始者、フリッツ・パールズ、人間性心理学とトランスパーソナル心理学の創始者である、アブラハム・マズロー、プロセス指向心理学のアーノルド・ミンデル、またグレゴリー・ベイトソンやカール・ロジャースもここに訪れ滞在しました。

Body Work

ボディワーク、ソマティックス(身体学)分野では、ロルフ式身体統合法(ロルフィング)のアイダ・ロルフが、そしてセンサリー・アウエアネスのシャーロット・セルバーがいました。
その後、フェルデンクライス・メソッドのモーシェ・フェルデンクライス、トレガー・アプローチのミルトン・トレガーがここに訪れ、そしてワークショップを開催しました。また、東洋的な心身一如の身体観が、ヨガ・瞑想・気功・太極拳・禅・合気道などを通じて、60年代の西海岸に広まったことも、エサレン研究所の歴史に重要な意味をもたらしました。アラン・ワッツ(禅)やジョージ・レナード(合気道)もエサレン研究所に頻繁に訪れ、滞在し、互いに意見交換をしました。

現在でも年間を通じ常時複数のワークショップがこのエサレン研究所でおこなわれています。その種類は多様で、ヨガや太極拳などの東洋的な身体アプローチや、ソマティクス・ボディワーク、トランスパーソナル心理学、コミュニケーション、シャーマニズム、アート、音楽、ダンス、エコロジーなど、様々な分野に広がります。

こころと身体を別々のものとしてとらえる、従来の西洋医学の心身二元論に対して、心身一如を前提とする東洋的な身体観は、エサレン研究所での基本的な思想として定着し、西海岸で広まったホリスティック医療の基盤ともなりました。

エサレン®ボディワークは、エサレン研究所の豊かな自然と歴史に育まれながら、様々なメソッドを学んだボディワーカー達が、注意深く実践を重ねながら、全身のオイルトリートメントとしてまとめあげてきたものです。
こうした背景から、「ゆっくりと、呼吸とともに、“今、ここ”の気づきをもって、あるがままを受け入れ、全体をつなげる」という、エサレン®ボディワーク独特のスタイルと哲学が育成されていきました。

身体全体をつなげるロングストローク、波のようなリズム、ゆったりとしたストレッチ、軽い揺らし、身体の深部への注目など、様々なアプローチ法が、自分が部分からなるバラバラな存在ではなく、一つの全体的な存在であることを思い出させてくれます。

session

セッションは通常、70分から90分。受け手がマッサージテーブルに横たわり、バスタオルやシーツなどで覆いながら、全身を植物性のオイルでゆっくりとした瞑想的なペースで、トリートメントしていきます。
安全・安心な空間で、プラクティショナー(施術者)は受け手の呼吸、体温、筋肉の状態の変化など、全身の反応を確認しつつ、気づきとともにおだやかに働きかけていきます。

受け手は、そのように触れられることにより深いリラクセーションを感じ、緊張が解けていきます。緊張の解放は肉体レベルにとどまらず、エネルギーや情緒のレベルでも起こりえます。プラクティショナーは、受け手が自分の体で何が起こっているのかを感じられ、解放することができるようガイドとして働き、けっして無理に侵入することはありません。
セッション中、受け手に対しての敬意、共に取組むという姿勢を常に心掛け、あるがままへの受容と統合を促します。

参考文献
「エスリンとアメリカの覚醒 – 人間の可能性への挑戦 」<W.T アンダーソン著、伊藤博訳、(誠信書房)Esalen and American Awakening
米国カリフォルニア州、エサレン研究所(Esalen Institute)   
公式サイト http://www.esalen.org